さて、M4.0以上の地震を的中させている
早川氏ですが、今週7/3にM4.0以上の地震がありましたね。
その地震発生時の、日本上空の電子数変化について
見てみようと思います。


20150704

M4.0以上の地震についてその時の日本上空の電子数の検証

さて、今回ご紹介するデータは、
NICT(電磁波計測研究所)が一般向けに公開しているデータです。
今回ご紹介しますのは、その中の、GEONET-TEC というグラフです。

何かといいますと、横軸に観測日、縦軸に電子密度を示した物です。
それでは、7/3の12時37に北海道苫小牧沖であった(M4.2)の発生時の
グラフ変化を見てみましょう。


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北海道の苫小牧沖地震

震源位置は、北緯42.1でした。
地震発生時間は、7月3の12時37頃ですので、
グラフでは41°Nというグラフで、かつ横軸はJSTの7月3の12時の部分で
良いと思います。
M4.3ですので、劇的な上昇とまでは行かないのですが、
+1σの近傍まで電子密度が上昇しているのがわかりますね。
地震発生後、21時に向けてグラフ線が下降してますね。

7/3深夜に向けてまた、+3σ近傍まで上昇しているのも
気になるところでした。
7/3深夜は、地震がなんと発生しているんですよね。
北緯33.6度での愛媛県でM3.6がありました。
早川氏のM4.0以上の予測にはもともと入っていませんでしたが、
33°N、7月3の0時近傍に目をやりますと、+1σ〜+2σの
近傍まで上昇していたこともわかりました。

総括

まだまだ、この分野は研究段階ですので、必ずしもという
ことは言い切れないのですが、M4.0に近い地震ではこれだけの
上空の電子密度の変化が見られたということは事実ですよね。
事実がある限り、検証を続けて、どのようなパターンの時に地震との
相関性が高まるのかを見ていく必要もあるかと思います。