2015年7月13の朝2時50頃に発生した大分県南部での発生地震
ですが、最大震度5強を記録しました。
今年に入っても内陸の地震ではかなり大きな地震に入ると思います。

この地震発生直前(3日前〜10日前)に、日本上空における電離層の電子数に変化が
あったのかを見てみましょう。
※なぜこれに着目しているのかは、関連記事からたどって見て頂けたら
幸いです。

大きな変化は7/10!だった

地震予測研究者の早川氏の予測は、地震発生の数日前に上空の電離層の高さが変化
することに着目されてます。その予測もかなりの精度だと思われますが、
私は、電離層の電子数に変化が大きくあってから数日後に地震がくるのではないか
とも考えてます(前の記事では地震発生地域の直前での電子数にも着目してました)。

7/13の約10日前に遡って、NICTが公開している日本上空の電子数データ
を調査してみましたが、全国的に顕著に高密度状態になっていたのは7/10だと
思われます。


20150715

上図は、7/10の20:40のものですが、全国的に真っ赤な状態です。
非常に電子数が上昇していた状態だと思われます。
ほぼ1日中、電子密度の高い状態でした。
TECの電子数単位は【10の16乗/平方メートル】です。
UTは世界標準時なので+9でJST(日本時間)に変換します。

で、ですね、実際に7/13の朝2時50に起きた大分地震の発生直前、
50分前の電子の電子密度擾乱指数(ROTI[TECU/min])を見てみましょう。


20150715_2

いかがでしょうか?
ちょうど、大分県の北緯32度,東経132度を見てみましょう。
赤い地域がありますね、まさにその地域になります。
この50分後に地震は発生するのですが、地震発生時は電子数は
低い状態に戻ります。
このあたり、地震発生数日前に現象が起こって、直前1時間前までに
電子密度の高い地域が危険な地域なのだろうかとも考えられます

総括

今回のように電子数の増加(全国的に高い状態)が顕著に現れる現象は少ないようです。今回は、7/10に観測されて、その2日後に大分でM5.7の大きな地震が発生しました。地震がくる可能性は探れますが、まだ地域の特定がやや難しい感じですね。この電子数の増加と早川氏の予測を組み合わせて、定期的に考察し、結果がどうなのかこれはこれで筆者の研究テーマにし、随時更新したいです!